ボニー投入で攻撃に変化、采配の狙いを説明
キヴ監督は前線の起用についても説明した。
この試合ではフランチェスコ・ピオ・エスポジトとマルクス・テュラムが先発し、後半にエスポジトに代わってアンジュ=ヨアン・ボニーが投入された。
「ボニーの動きには、相手DFが守備の基準にできる固定された目印がありません。一方、ピオの場合はフィオレンティーナの2人のDFにとって、対応しやすい状況でした」
「我々は動きの多さと1対1の状況を作ることを選びました。なかなか均衡を破れず、ボニーを下げた後に失点してしまいましたが、中央が非常に混雑していたため、サイドから攻める必要があると分かっていました」
さらに、ゴール前に人数を増やすため、ラヴェッリも投入したと明かした。
最後まで勝利を信じて攻め続けた結果、インテルは劇的な逆転劇を完成させた。
「不公平な判定は我々を強くした」
この試合では、フィオレンティーナの先制直後にテュラムがペナルティーキックを要求する場面もあった。ペナルティーエリア内でヴィエリからファウルを受けた可能性があったものの、主審はいったんPKを示すような動きを見せながら、最終的には笛を吹かず、スローインを指示した。
こうした判定への不満が残る展開でも、キヴ監督は選手たちが気持ちを切らさなかったことを評価した。
「不公平な出来事があっても、我々は打ちのめされませんでした。むしろ、より強くなったのです」
「サッカーでは失点することもあります。大切なのは、下を向かず、同じメンタリティーを維持することです。私がここに来てからずっと言っているように、試合は90分間あります。判定に不満を言ったり、自分たちを哀れんだりする姿は見たくありません。逆境に対して、選手たちがどう反応するかを見たいのです」
首位ラツィオに並ぶも、守備には課題
インテルはこの勝利で勝ち点を伸ばし、パルマを2-1で下したラツィオと勝ち点で並んだ。
今季のインテルは23得点を挙げ、リーグ最多の攻撃力を誇る一方、すでに10失点を喫している。キヴ監督も失点を減らしたい考えを示しつつ、逆転勝利を続けられるという見方だけにとらわれるべきではないと強調した。
「失点しないに越したことはありませんが、それもサッカーです。インテルがいつか逆転できなくなる、という見方も好きではありません。先制しながら逆転負けする試合だってあるでしょう。大切なのは、最後まで決意を持ち、自分たちのやっていることを貫くことです」
管理人のひと言
インテルの強さは、最後まで勝利を諦めないメンタリティーにありますね。33本のシュートを放ちながら苦しんだ試合でも、最後に逆転できるのは大きな武器です。一方で10失点という数字は気になるところ。攻撃力を維持しながら守備を改善できれば、今季も優勝争いの中心になりそうです。



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