経験と若さを融合できるか
インテル勢を中心に、リッカルド・カラフィオーリ、ジャンルイジ・ドンナルンマ、そしてイタリア史上最高額の移籍金を記録したサンドロ・トナーリら、プレミアリーグを経験する選手たちには、その役割が期待される。
特にトルコ戦では、バストーニとトナーリが存在感を示した。
ジョルジョ・キエッリーニ、レオナルド・ボヌッチ、アンドレア・バルザーリという前世代はすでに代表を去った。2021年のEUROから学ぶべきことがあるとすれば、ピッチ上の能力だけでなく、ロッカールームに強力なリーダー陣がいることも極めて重要だという点である。
ベルギー戦で低調なパフォーマンスに終わったトナーリは、トルコ戦で強い反応を示した。また、バストーニも3月のゼニツァでの退場後、初めて代表戦でゴールを記録した。
彼らはまだ30代にも入っていないが、カヴェルチャーノで若手の手本となる責任を担う。一方、カヨデら若手には、新たな選手だからこそ持てるフレッシュさと恐れを知らない姿勢が求められる。
カヨデら若手が示した可能性
ベルギー戦後、イタリア代表が今季セリエAの多くのクラブが見せているような勇敢なアプローチを採用できていないことが指摘されていた。
イタリアのファンは勝利を求める一方、現時点でスペイン、フランス、イングランドといった欧州の強豪との差があることも理解している。かつての37試合無敗という記録をすぐに再現することも期待されていない。
求められているのは、強豪を相手に競い合えるチームだ。そのためには、正しい姿勢、強度、野心を備えたチーム作りが必要となる。
トルコ戦では、カヨデ、マッテオ・ルッジェリ、セバスティアーノ・エスポジトがまさにその新たなエネルギーをもたらした。彼らのパフォーマンスは、イタリアの次世代がすでに代表で貢献できる準備を整えていることを示した。
経験を捨てる必要はない。しかし、これまでの実績だけを理由に選手選考を決めることは、もはや許されない。新たなサイクルを築くのであれば、経験豊富な選手のリーダーシップと、若手の飢えや恐れを知らない姿勢を融合させることが重要になる。
カヨデの代表デビューは、その新たなバランスがどのようなものになるのかを示す一例となった。そしてイタリアがようやく過去を振り返るのではなく、前へ進もうとしていることを感じさせる一戦となった。
管理人のひと言
カヨデのデビューはかなりインパクトがありました。右サイドからあれだけ積極的に仕掛けられる選手が出てきたのは、イタリア代表にとって大きいですね。若手と経験豊富な選手をどう組み合わせていくのか、今後の代表戦が楽しみです。



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