マンチーニ率いるイタリア W杯ボイコット騒動も当面影響なし

イタリア代表速報

Football Italia

イタリア代表は混乱の真っただ中

イタリア代表は3月末、2026年ワールドカップ欧州プレーオフ決勝でボスニア・ヘルツェゴビナにPK戦の末に敗れ、3大会連続で本大会出場を逃した。

この歴史的な失敗を受け、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督、代表団長のジャンルイジ・ブッフォン氏、イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長が相次いで退任。イタリアサッカー界は大きな転換期を迎えた。

新体制発足も混乱が続いた

後任人事は難航したものの、6月22日にジョバンニ・マラゴ会長がFIGC新会長へ正式就任。その後、パオロ・マルディーニ氏がテクニカルディレクター、レオナルド氏が特別顧問に就任した。

新監督候補にはペップ・グアルディオラ監督やカルロ・アンチェロッティ監督が挙がったが交渉は不成立。その後、アンドレア・ピルロ監督の招聘も検討されたが、ロシアのブックメーカー「Fonbet」との関係が問題視され、就任は見送られた。

これを受け、十分な権限を与えられなかったことに不満を抱いたマルディーニ氏は、就任からわずか17日で辞任した。

そして今週、ロベルト・マンチーニ監督のイタリア代表復帰と、クラウディオ・ラニエリ氏のFIGCテクニカルディレクター就任が正式に決定している。

UEFAのボイコット表明で新たな混乱

そんな中、新たな問題が浮上した。

UEFAは、ジャンニ・インファンティーノFIFA会長が推進する「ワールドカップなどFIFA大会の権益を民間投資家へ売却する構想」に強く反発。55加盟協会が一致団結し、この構想が完全に撤回されるまでFIFA主催大会への参加を拒否する方針を打ち出した。

声明では、「UEFA加盟国は、この提案が完全に放棄され、FIFAが今後二度と大会や運営を民間所有の対象としない保証が得られるまで、FIFA主催大会には参加しない」と強い姿勢を示している。

イタリア代表への影響は限定的

では、このボイコットによってイタリア代表は4大会連続でワールドカップを逃すことになるのだろうか。

現時点では、その可能性は低いとみられている。

2026年大会はすでに終了しており、2030年大会予選が始まるのは約2年後。そのため、イタリア代表が近い将来にFIFA主催大会へ参加する予定はなく、それまでにUEFAとFIFAの対立が解消されることが期待されている。

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