Football Italia
FIFA内部からインファンティーノ会長への退任要求
FIFAの最高執行責任者(COO)を務めるケビン・ラムール氏が、ジャンニ・インファンティーノ会長の退任を公然と要求した。
発端となったのは、ワールドカップの商業権を切り離した新会社を設立し、その持ち分を外部投資家へ売却する構想だ。この計画に対して世界中から反発が広がるなか、ラムール氏は「たとえ職を失うことになっても構わない」と覚悟を示し、インファンティーノ会長への批判を強めている。
UEFAや各大陸連盟も猛反発
今回の構想にはUEFAが強く反発しており、計画が撤回されなければワールドカップをボイコットする可能性まで示唆している。
UEFA創設メンバーのイタリアもその対象となるほか、アジアサッカー連盟(AFC)、北中米カリブ海サッカー連盟(Concacaf)も反対の立場を表明。反発はヨーロッパだけにとどまらず、世界規模へと広がっている。
側近も辞任 FIFA内部の亀裂が深刻化
混乱はFIFA内部にも波及している。
インファンティーノ会長の上級顧問を務めていたカルロス・コルデイロ氏は、この日付で辞任を表明。さらにラムール氏はAP通信の取材に対し、「これは一人の人間によるプロジェクトだ」と痛烈に批判した。
さらに、「この計画は実現してはならない。それだけでなく、サッカー界の政治的リーダーたちは今こそ正しい問いを立て、正しい決断を下すべき時だ」と語り、事実上、インファンティーノ会長の更迭を訴えた。
「だまされた」と職員の不満も噴出
2024年からFIFAのCOOを務めるラムール氏は、今回の計画が十分な説明もないまま拙速に発表されたことで、多くの職員が「裏切られた」と感じていると明かした。
「職員は軽視や威圧ではなく、もっと良い扱いを受けるべきだ」と訴え、自身は辞任する考えはない一方で、「もしこの発言で解任されるなら、それは受け入れる。少なくとも今夜は安心して眠れる」と覚悟を示している。



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