Sempre Milan
ミラン、最高のシーズンへ向け残された課題
今季のミランは大きな期待を背負っている一方で、開幕までにまだ解決すべき課題がいくつか残されている。
ここまでの夏のメルカートはほぼ完璧と言える内容だ。必要なポジションに補強を進め、同時に余剰戦力の整理にも着手している。クラブは確実に正しい方向へ進んでいるが、さらに強いシーズンを迎えるためには、8月までにいくつかの動きを完了させる必要がある。
不安視しているわけではない。しかし、より完成度の高いチームを作るためには解決しておきたいポイントが存在する。
補強資金確保へ売却が重要に
最も大きなテーマは選手売却だ。
ミランは今夏すでに多額の補強費を投じている。予算総額は2億5000万ユーロとされているが、そのうち約1億5000万ユーロは選手売却によって生み出すことが想定されている。
つまり、大型補強をさらに進めるためには放出が不可欠となる。
ラファエル・レオン、サンティアゴ・ヒメネス、ルベン・ロフタス=チークらが売却候補として名前に挙がっている。
特にレオンのような高額評価を受ける選手の売却は大きな資金源になるが、たとえ2000万ユーロ規模の売却を複数成立させるだけでも、チーム強化には大きな助けとなる。
新戦力の早期合流も重要
ミランには、さらに数人の補強が必要だ。
例えば、ゴンサロ・イナシオ獲得については、実現する場合でも多少時間をかける余裕がある。選手自身がシステムへの適応力を持っているためだ。
一方で、コンスタンティノス・カレツァスのような若手選手を迎える場合は、早期加入が望ましい。能力やプロフィールが理想的でも、戦術理解や役割を身につけるには時間が必要になる。
中盤やウイングバックの補強についても同様で、新加入選手をプレシーズンからチームに馴染ませることが重要になる。
ただし、ここでも前提となるのは売却だ。すぐに全てを完了させるというより、放出と補強を段階的に進めていく必要がある。
モドリッチら復帰組の合流もカギ
さらに重要なのが、選手たちの早期復帰だ。
このカテゴリーにはルカ・モドリッチも含まれる。もちろん、一部の選手には休養期間が必要だが、夏にあまりプレーできなかった選手や大会で早期敗退した選手が今後2週間ほどで戻ってくれば、チームにとってプラスになる。
新たな戦術システムを理解するためにも、合流は早ければ早いほど良い。



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