アッレグリ体制崩壊 ミラン“終末”の真相

ミラン

Sempre Milan

優勝争いから突然の崩壊

2025-26シーズンのミランは、最後に完全崩壊した。

アッレグリ率いるチームは最終節でカリアリ相手に引き分け以上ならチャンピオンズリーグ出場権を確保できる状況だった。しかし、精神面でも内容面でも崩れ、最終的にトップ4を逃す結果となった。

しかも、3月8日のインテル戦勝利時点では2位につけ、5位ローマに勝ち点9差、首位インテルにも7差まで迫っていた。

スクデット争いの真っただ中にいたはずのチームは、そこから“崩壊”を迎える。

アッレグリ戦術の限界

その後の10試合で、ミランはわずか勝ち点10しか積み上げられなかった。

3勝6敗という壊滅的な成績で、シーズン通して同じペースなら17位レッチェと並ぶレベルだったという。

アッレグリは守備安定化を目指して3-5-2を導入したが、その代償として攻撃力を失った。

本職ではないポジション起用も増え、リーグ38試合中2得点以上を記録したのは14試合のみ。ラファエル・レオンは約3か月リーグ戦ノーゴール、プリシックも2026年に入ってから得点ゼロと、攻撃陣は完全に停滞した。

さらに、ミランはトップ6の中で最少得点、得失点差も最低だった。

“1点差頼み”の危うさ

今季のミランはリーグ20勝のうち14勝が1点差勝利。一方で8敗中6敗も1点差だった。

これは“安定した強さ”ではなく、ギリギリの勝負を運に頼っていただけだったと記事は厳しく指摘している。

また、守備アクション当たりのパス数を示すPPDAではリーグ16位。現代サッカーが求めるハイプレスや強度とは逆行していた。

「引いて守り、少ないチャンスを狙うサッカーは、現代ではもはや持続不可能」と、アッレグリのスタイルを“時代遅れ”と断じている。

フロントにも批判集中

批判は監督だけに向いていない。

ミランはイタリア国内最高の純支出を記録しながら、結果は投資に見合わなかった。

さらに補強戦略や監督交代にも一貫性がなく、スポーツ面のビジョン不足が続いていたとされる。

実際、優勝争い中だったミランの冬補強は限定的だった一方、ローマはマレンを獲得。同選手は18試合14ゴールを決め、ローマ躍進の象徴となった。

コメント