Football Italia
オシムヘン、波乱の半生と恩師への感謝を告白
ガラタサライFWのビクター・オシムヘンが『ザ・プレイヤーズ・トリビューン』に寄稿し、自身の半生とキャリアを振り返った。その中で、ナポリ時代の恩師ルチアーノ・スパレッティを「父のような存在だった」と表現している。
『A Prayer From the Gutter』と題された記事では、ナイジェリアで裸足のまま路上でプレーしていた少年時代から、幼くして家族を支える立場となった過去、そして失意を味わいながらもつかんだ大きな転機までを赤裸々に綴った。
リール在籍時、新型コロナ禍の移籍交渉が影響し、危篤状態だった父のもとへ帰国できなかったエピソードも明かした。クラブのビジネス的な姿勢に「嫌悪感を抱いた」とし、「もう二度とサッカーをやらないことも考えた」と当時の心境を振り返っている。
その後のナポリ移籍が転機となった。「リールを離れた時、私は迷子だった。ナポリに来て、自分を取り戻した」と語り、「街、ファン、そして仲間たちが私の人生を変えてくれた」と感謝を示した。
加入直後、スパレッティに「自分は今、精神的に良い状態ではない。怒りと悲しみで頭が整理できていない」と打ち明けたという。すると指揮官は真正面から向き合い続けた。
「彼は父のような存在だった。私が間違えば厳しく叱ったが、心の底から私を信じてくれていた。本気で“世界一になれる”と思ってくれていた」



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