その後もコモは攻勢を続け、ルーカス・ダ・クーニャのミドルが枠を外れるなどチャンスを量産。ボール保持率で圧倒される展開に、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は4-3-3へシステム変更を余儀なくされた。
ミラン守護神マイク・メニャンは躍動。ニコ・パスのカーブシュートを好セーブで阻止し、ヴォイヴォダのクロスに合わせたダ・クーニャの至近距離ヘディングも驚異的な反応で防いだ。さらにタソス・ドゥヴィカスの低いシュートも辛うじて弾き出し、失点を防いだ。
流れに反してミランに同点機が訪れたのは前半終盤。アレクシス・サーレマーケルスがボールを奪い、ラビオへスルーパス。これをケンプフが倒してPKとなり、エンクンクがGKブテスの体の下を抜くシュートで決めた。ラファエル・レオンも蹴りたがっていたが、判断はアッレグリだった。
後半に入るとミランは5-3-2へ再変更。再びメニャンがニコ・パスのシュートを指先で防ぐと、直後に試合が動く。サーレマーケルスのロングボールをレオンが巧みに収め、フェイントから絶妙なスルーパス。これをラビオが胸で落として半ボレーで流し込み、ミランが逆転した。
コモも反撃し、ニコ・パスのシュートがクロスバー直撃、マキシ・ペローネのミドルも惜しくも枠外。さらにヘスス・ロドリゲスの折り返しからニコ・パスがボレーを放ち、再びポストを叩くなど運にも見放された。
そして終盤、ラビオがフュルクルクの落としを受けると、距離のある位置から低い強烈なシュートをニア下へ突き刺し、この日2点目。勝負を決定づけた。
コモ 1-3 ミラン
得点者:ケンプフ(10分/C)、エンクンク(PK・45分/M)、ラビオ(55分、88分/M)
ミランは苦しい内容ながら勝ち切り、スクデット争いに生き残った。一方のコモは内容で上回りながらも決定力を欠き、悔しい敗戦となった。



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