しかし、フュルクルク以外の動きについては不透明感が強い。MilanNewsにコラムを寄稿したアントニオ・ヴィティエッロは、現状を踏まえつつ、限られた条件下で結果を出しているマッシミリアーノ・アッレグリ監督を高く評価した。
「新加入のフュルクルクは月曜の夜にマルペンサ空港へ到着した。もっと良い補強を期待していた人も多かっただろうが、クラブ関係者から聞こえてくるのは『1月に投資する金はない』という現実だ。残念だが、これが今の状況だ」とヴィティエッロは語る。
さらに、夏の移籍市場での判断にも苦言を呈した。「多くの資金が無駄になったのは痛い。ここまで本当に説得力のある補強はラビオとモドリッチだけだ」。
フュルクルクについては、暫定的な戦力補強という位置づけだという。「彼は6月までのローンで、エンクンクやヒメネスの問題、さらにはレオンやプリシッチの慢性的な負傷といった課題を抱える前線に、アッレグリへ少しでも選択肢を与える存在だ」。
戦術面では評価しつつも、リスクも指摘する。「技術的には、典型的なボックス内ストライカーで適している。ただし、メディカル面を見ると負傷が多く、大きな賭けでもある」。
守備補強についても、大きな投資は想定されていない。「ミランは右と中央の両方をこなせる多才なDFを探しており、複数のローン案を検討している。ここでも大きな出費はないだろう。状況が変わるとすれば、誰かが完全移籍で退団した場合だけだ」。
その文脈で、クラブは1月にヒメネスを売却する構想を描いていたが、メキシコ人FWの移籍が頓挫し、計画は狂ったという。
ヴィティエッロは最後にこう締めくくっている。「アッレグリはここまで本当に素晴らしい仕事をしている。リーグ首位と勝ち点1差で、移籍市場でもっと確かな支援を受けるに値した。インテルやナポリと最後まで争うためには、今いる戦力を最大限に活かし、限界を超える必要がある。そうでなければ、またしても後悔のシーズンになるだろう。結局のところ、財政的成功が常にスポーツ面の結果に先行することを、改めて証明するだけだ」。



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