結果こそすべて ビセックが示すインテル守備陣の現在地

インテル

代表への期待も冷静「まずはチームのために」

好調なパフォーマンスを受け、2026年ワールドカップを見据えたドイツ代表入りの可能性についても注目が集まっている。しかしビセック自身は、個人の評価よりもチームを最優先に考えている。

「そうなればうれしいが、今は考えていない。今日はチームを助けたかったし、うまくいった。それで満足している」

フルタイム後にはDAZNの取材にも応じ、改めてジェノア戦の難しさを強調した。

「簡単な試合ばかりではない。このスタジアムでの試合が難しいことは分かっていた。その中で、苦しみながらもやり切れたのは良かった」

攻撃参加への意欲「ゴールを助けたい」

守備からの攻撃参加についても、ビセックは前向きな姿勢を隠さない。

「やっと、という感じだね」と笑顔を見せながら、「常に攻撃に参加して、チームの得点を助けたい。いちばん大事なのは、今日勝てたことだ」と語った。

負傷者が相次ぐ最終ラインにおいて、ビセックのフィジカル、落ち着き、そして重要な場面で前に出る姿勢は、インテルにとって欠かせない要素となりつつある。過密日程の中で戦い続けるネラッズーリにとって、彼の成長はキヴ監督に新たな信頼の選択肢を与えている。

少なくとも現時点で、個人の称賛や代表への思惑は二の次だ。ビセック自身が語る通り、優先順位はただ一つ――インテルの勝利である。

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