試合内容を詳しく見れば、キヴの戦術が光る。コモにはポゼッションを許し、ボール支配率はほぼ58対42でコモ優勢、さらに平均ポジションもコモが10メートルほど上回った。しかし、この二つの数値がファブレガスに力を与えることはなかった。インテルはコモに自陣でパス回しをさせながらも、三分の二のラインに近づくとすぐに猛烈なプレッシングとカウンターで襲いかかった。
キヴの結果重視の謙虚さは、ファブレガスの華やかな戦術志向を上回った。しかし、スペイン人の才能が今後大きな飛躍を遂げる可能性は否定できない。復帰後10分間で見せたプレーは、もし1-1となっていれば試合を再び開きかねなかった。今日、ファブレガスはまだ経験不足も影響しており、時には低く構える戦略も必要だということを示している。



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