Football Italia
ベニテスが指摘するイタリアサッカーの危機
元インテル、ナポリ、リバプール監督のラファ・ベニテスが、イタリアサッカーの現状について見解を示した。イタリアには才能ある選手が不足しているわけではないとしながらも、かつての強みだった守備力が失われていると指摘している。
今週行われた欧州カップ戦では、チャンピオンズリーグに出場したイタリア勢が4試合すべてで敗北。一方、ヨーロッパリーグとカンファレンスリーグでは、ユベントス、ミラン、アタランタが勝利を収めた。
こうした結果を受け、『ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト』はベニテスに対し、イタリアサッカーが依然として危機から抜け出せていないのかを尋ねた。
「苦境にあるのは確かだ。イタリアがワールドカップに3大会連続で出場できていないことが、それを示している。ただし、取り組むべき問題はいくつかに分かれている」
「一方にはクラブの判断や投資の問題があり、もう一方には代表チーム、育成システム、そして選手の才能という問題がある。私はイタリアに才能が不足しているとは思わない」
「バッジョやデル・ピエロはいなくても、優れた選手はいる」
ベニテスは、かつてイタリアサッカーを象徴したロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエロ、フランチェスコ・トッティ、クリスティアン・ヴィエリのようなスター選手が現在はいないことを認めつつも、現役選手の質を評価した。
「バッジョやデル・ピエロ、トッティ、ヴィエリはいないかもしれない。しかし、現在も本当に優れた選手、相当なクオリティーを持つ選手は存在している」
そのうえで、ベニテスはマッシミリアーノ・アッレグリやファビオ・カペッロが指摘してきた問題に同意した。
「アッレグリが話していたことについて考えた。カペッロも同じことを語っていたと思うが、私も同意する。イタリアは守備をする能力を失ってしまった」
長年にわたって世界をリードしてきたイタリアサッカーの伝統が、失われつつあるという見方だ。



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