ドンナルンマ、バストーニら守備陣の質は高い
ベニテスは、イタリアに優れた守備的選手がいないわけではないと強調する。
「守備陣には一流の選手がいる。ジャンルイジ・ドンナルンマはおそらく世界最高のGKだ。リッカルド・カラフィオーリはアーセナルでレギュラーを務め、アレッサンドロ・バストーニはインテルの中心選手だ。フェデリコ・ディマルコも、前に出れば相手にダメージを与えられるウイングバックである」
また、セリエAの競争力については、ローマ、インテル、ナポリ、コモがそれぞれ異なる基準でチームを構築していると指摘した。
ただし、現在の状況を一時的な停滞と捉えているようで、チャンピオンズリーグが再開されれば、イタリア勢の実力についても早い段階で答えが出るとの見方を示した。
復活の鍵は若手育成とバランスの取れた戦い方
では、イタリアサッカーが復活するためには何が必要なのか。
ベニテスが挙げたのは、若手選手の育成と、攻守のバランスが取れたプレースタイルだ。
「若い選手に重点を置き、バランスの取れた戦い方を目指すべきだ」
さらに、現代サッカーの守備戦術にも問題があると説明した。
2019年のルール変更によって、ゴールキックなどで自陣ペナルティーエリア内からプレーを再開できるようになって以降、多くのチームがハイプレスとマンツーマン守備を採用するようになった。
しかし、この守り方にはリスクもある。
ベニテスは、ローマ戦でキリアン・エムバペに許したゴールを例に挙げ、カバーリングのない状態で一人がミスを犯せば、それだけで決定機を与えてしまうと説明した。
「現在はマンツーマンで守るチームが多い。そのため、最初のプレスを突破されると、毎回のようにカウンターアタックを受けることになる」
管理人のひと言
イタリアに才能がないのではなく、守備の組織や戦い方に問題があるというベニテスの指摘は興味深いですね。個人の能力が高くても、チームとしての守備が機能しなければ結果にはつながりません。若手育成と戦術の見直しを進め、イタリアが再び世界の強豪として復活する姿を見たいです。



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