Sempre Milan
リードを守れず、またも勝ち点2を失う
ミランはサッスオーロ戦でリードを守り切れず、またしても引き分けに終わった。セリエAでは今季6試合で3度目のドローとなり、勝ち点を取りこぼす結果となった。
『ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、このチームが抱える最大の問題として「精神的な脆さ」を指摘。サッスオーロを軽視するわけではないが、ミランにとって今回の引き分けは、またも勝ち点2を失った試合だったと分析している。
日曜日のミランは本来の力を発揮できず、前半は攻撃が停滞。後半に入って少しずつリズムをつかみ、アドリアン・ラビオのゴールで先制したものの、わずか5分後にセットプレーからオデンタールに同点弾を許した。
ゴール前には守備陣がそろっていたにもかかわらず、相手に得点を許したことは、試合を管理する能力の不足を浮き彫りにした。
土曜日に「MAKE MILAN GREAT AGAIN」と書かれた帽子をかぶってミラネッロを訪れたジェリー・カルディナーレに対し、サポーターはこう問いかけたくなるだろう。
「それで、いつになったら実現するのか?」
チームの再建には時間が必要だ。しかし、ローマに勝ち点で並び、首位を争うインテルとラツィオとの差を2ポイント以内に縮めるチャンスを逃したことも事実である。
ミランはリーグ戦で無敗を維持しているものの、順位争いでは思うように前進できていない。
4-4-2は機能せず、後半にシステム変更
ミランが先制点を奪ったのは、シーズン序盤に採用していたシステムへ戻した後だった。
ルベン・アモリム監督はハーフタイムに4-4-2から3-4-2-1へ変更。もっとも、重要なのはフォーメーションそのものではなく、選手たちの姿勢だという。
現代サッカーでは、固定されたシステムに固執すること自体が時代遅れになりつつある。マンツーマン守備では相手の動きに応じて守備陣が前方へ引き出される一方、ゾーン守備ではボール保持時と非保持時で異なる配置を取ることもできる。
一方、4-4-2への変更についても、決定的な転換点として評価するのは早計だ。アモリム監督自身も、このシステムには疑問を抱いていたという。
サイドの攻撃的な選手を孤立させれば、相手のサイドプレーヤーに主導権を握られる危険性がある。レッチェ戦の前にも、ミランは同様の問題に直面していた。
今回の変更は、相手のパスコースを封じながら攻撃の自由度を高めるための試みだった。しかし、クリスティアン・プリシッチが中央のストライカーに近づきすぎれば、サミュエル・チュクウェゼが担当するサイドの攻撃が機能しなくなる。
中盤に創造性をもたらす選手が不足していることも、チームの質を高められない原因となっている。



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