Football Italia
わずか数カ月で大型スポンサー契約が終了
ラツィオと予測市場プラットフォーム「ポリマーケット」の胸スポンサー契約が、わずか数カ月で終了することになった。
両者は2026年4月、2028年6月までの契約を締結し、2029年まで延長できるオプションも付帯していた。契約額は2200万ユーロ超とされる大型案件だったが、シーズン開幕を前に終了することになった。
背景にあるのが、イタリア当局によるポリマーケットへの規制措置だ。
イタリア税関・専売庁(ADM)はポリマーケットを「無許可のギャンブル事業者」と分類し、国内でのサイトアクセスを遮断。ポリマーケットはこれに対して異議を申し立てたものの、イタリアの行政裁判所(TAR)は緊急救済の申し立てを認めなかった。
その結果、ラツィオは公式サイトやオンラインショップ、ユニフォームからポリマーケットのロゴを削除し、両者は契約を終了する方向で協議を進めていた。
「予測市場だから問題ない」とはならず
イタリアでは2019年から「尊厳令」が施行され、スポーツにおけるギャンブルや賭博の広告・スポンサー活動を禁止している。対象はユニフォームだけでなく、テレビ広告や大部分のデジタル広告にも及ぶ。
ポリマーケット側は、自社を通常の賭博事業者ではなく「予測市場」と位置付け、規制の対象外だと主張していた。
ラツィオもポリマーケットを「Official Fan Intelligence & Digital Insight Partner(公式ファン・インテリジェンス&デジタル・インサイト・パートナー)」と位置付け、賭博スポンサーとは異なる形で契約を成立させていた。
しかし、イタリア当局はこの区別を認めず、ポリマーケットのサービスをギャンブル規制の対象として扱った。



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