イブラヒモビッチ、アッレグリ批判を“遠回し”に示唆か

ミラン

Football Italia

イブラヒモビッチのコーマン批判に隠されたメッセージ

イブラヒモビッチがオランダ代表のロナルド・コーマン監督について語った発言には、昨季までミランを率いたアッレグリへの“隠れたメッセージ”が込められていた可能性がある。

イタリアメディア『Corriere della Sera』は5月、イブラヒモビッチとアッレグリがシーズン終盤に関係を悪化させていたと報じていた。アッレグリ本人も両者の口論があったことを認めている。

報道によれば、イブラヒモビッチがラファエル・レオンやフォファナらミランの選手たちへ戦術的な助言を送っていたことに加え、アッレグリをたびたび批判してきたアントニオ・カッサーノと頻繁に連絡を取っていたことも、指揮官の不満を招いたという。

アッレグリとは対照的な指揮官像を追求

イブラヒモビッチはアッレグリのサッカーについて公の場で批判したことはない。しかし、コーマンに対する最近のコメントからは、いわゆる「クラシックなイタリア人監督」に対する考え方が透けて見える。

現在のイブラヒモビッチはミランと正式契約を結んでいるわけではないが、オーナーのジェリー・カルディナーレ氏の最側近としてクラブ運営に深く関わっている。

2025-26シーズンは表舞台に出る機会が少なかったものの、5月末にアッレグリとジョルジョ・フルラーニ、ターレ、ジェフリー・モンカダら幹部が退任すると、再びクラブの中心人物として前面に立つようになった。

新監督アモリム就任が示すクラブの方向転換

ミランは新監督としてルベン・アモリムを招へい。イブラヒモビッチはアモリム本人だけでなく、複数の候補者とも面談し、監督選定で大きな役割を果たしたとされる。

カルディナーレ氏はアモリム就任に際し、「数年前から追い続けてきた監督であり、ボール保持を重視するスタイル、現代的なハイプレス、明確な戦術的アイデンティティを備えている。攻撃的なサッカーと素早いトランジション、選手育成能力も我々のビジョンと完全に一致している」と期待を寄せた。

クラブ首脳陣とイブラヒモビッチが求めたのは、結果的にアッレグリとは正反対のサッカーだったと言える。

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