インテル、ユベントス、ナポリがCL敗退 イタリアサッカーは優位性を失ったのか

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揺らぐ“イタリアン・アドバンテージ”、栄光の歴史と現実の落差

わずか1週間足らずで、イタリアサッカーは厳しい現実を突きつけられた。昨季チャンピオンズリーグ準優勝のインテルは、人口5万人のノルウェーのクラブ、ボードー/グリムトに敗退。同時期にはユベントスもガラタサライに大敗を喫し、欧州の舞台から姿を消した。

セリエAで首位を独走するインテルにとって、スクデットは目前に迫る。しかしチャンピオンズリーグ敗退により、推定6000万〜8000万ユーロの収入を失った可能性がある。国内での成功と欧州での失速。そのコントラストは鮮明だ。

歴史を振り返れば、イタリア勢はチャンピオンズリーグを通算12度制覇している。インテルが3回、ユベントスが2回、そしてACミランは7回と、レアル・マドリードに次ぐ実績を誇る。1990年にはUEFA主要3大会をイタリア勢が独占した。1980年代半ばから90年代後半にかけて、セリエAは世界最高峰リーグとして君臨していた。

しかし2006年のカルチョポリ不祥事を境に、財政的・構造的課題が長期化。以降、欧州の頂点から遠ざかっている。最後にチャンピオンズリーグを制したのは、2010年にジョゼ・モウリーニョ率いるインテル。それから15年以上が経過した。

その間、スペインは7度、イングランドは5度の優勝を積み上げた。イタリアはゼロ。UEFAランキングでは現在2位につけるが、それは過去数年の積み重ねを反映した数字にすぎない。今季は4クラブが出場しながら、ベスト16時点でアタランタを除く全クラブが下位と見なされた相手に敗退した。

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