ガルディが明かすオシムヘン移籍の舞台裏 「説得してガラタサライへ連れてきた」

ナポリ

Football Italia

ガラタサライ行きは“偶然ではなかった”

ヴィクター・オシムヘンが2024年9月、欧州主要リーグの移籍市場がすでに閉じた後にガラタサライへレンタル移籍した際、フットボール界には大きな驚きが走った。ナイジェリア代表FWの去就を巡り、ナポリはプレミアリーグやサウジプロリーグとの交渉を進めていたが、いずれも成立せず、最終的に不満を抱える選手を抱え続ける事態を避けたい状況に追い込まれていた。

2025年6月にレンタルが満了すると、ガラタサライは7500万ユーロでの買取を決断。その交渉の中心にいたのが移籍仲介人のジョージ・ガルディだった。

ガルディはSky Sport Deutschlandの取材に応じ、裏側で何が起きていたのかを語っている。

「昨夏の移籍市場終盤、私は監督とクラブに彼(オシムヘン)を提案したが、冗談だと思われた。26歳で世界屈指のストライカーが、なぜガラタサライへ来るのか? ナポリがなぜ手放すのか?誰も本気にしなかった」とガルディは振り返る。

「だが、これは偶然でも運でもない。イカルディ、ダビンソン・サンチェス、ザニオーロの時もそうだった。マーケットの最後の数日間は何が起きても不思議ではない。契約の細かい条項が崩れたりするものだ。私は明確なプランを持っていて、実行に数時間しかなかった」

解除条項を“100億円超→7500万ユーロ”へ引き下げ

オシムヘンはナポリと巨額の給与を含む新契約を結び、解約条項は1億1000万ユーロ前後と見られていた。しかし、ナポリは夏に高額オファーを受け取れず、状況は一変。そこでガルディはガラタサライへの提案に踏み切った。

「私はナポリとの解約条項を1億ユーロ以上から7500万ユーロに下げさせた。そしてヴィクターを1年延長させ、ローン移籍を開く道をつくった」とガルディ。

その過程には混乱もあったという。

「我々は空港にいて、UEFAリストの締め切りが翌日に迫っていた。ナポリとの契約面でも問題があり、彼自身も最後の最後まで迷っていた。私は彼を説得し続けた。もし来なかったらどうなるのか、ずっと頭をよぎっていた。イスタンブールではすでに何千人ものファンが待っていた。あれは私のキャリアで最も長い2時間だった」

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