
(画像:GettyImages)
Football Italia
パヴロヴィッチの一撃でミランが頂上決戦制す 首位ナポリと勝点1差に
サン・シーロで行われた上位直接対決は、ストラヒニャ・パヴロヴィッチのカウンター弾とマイク・メニャンのPKストップによって、ミランがローマを1-0で下した。
この結果、ロッソネリはローマと勝点で並び、首位ナポリに1ポイント差まで迫っている。
試合前、コモと引き分けたナポリの結果により、ローマは勝てば単独首位という状況。一方、ミランは勝利すればローマと並ぶ構図だった。
ミランはヒメネス、プリシック、ラビオを欠き、エストゥピニャンとヤシャリもベンチスタート。レオンとエンクンクの新コンビが前線を形成した。
一方のローマはアンヘリーニョとフェルギュソンが欠場し、アルテム・ドフビクをベンチに置いて偽9番システムを採用した。
試合前には、アッレグリとガスペリーニ双方の恩師であるジョヴァンニ・ガレオーネの死去を悼み、黙祷が捧げられた。
ローマが主導権を握るも、決定機を逃して失点
序盤はローマが押し気味に進め、2分にはメニャンのクリアミスを拾ったクリスタンテが決定機を迎えたが、わずかに枠を外した。
続いてエル・アイナウイやディバラがミドルシュートで脅かし、エヴァン・ヌディカのヘディングも惜しくもゴール左へ外れた。
一方、ミランは耐える時間が続いたが、カウンターから試合を動かした。
39分、サーレマーケルスが起点となって一気に速攻を展開。ズェキ・チェリクとマンチーニが戻り切れない隙を突き、ラファエル・レオンが左サイドを突破して折り返すと、パヴロヴィッチが6メートルの位置から冷静に押し込み、先制点を奪った。



コメント