「コロ・ムアニに5000万ユーロはあり得ない」補強にも怒り
批判の矛先は、ピッチ上のパフォーマンスと移籍市場での判断にも向けられた。
ドーラツィオは「毎年のように補強を失敗するのはもう終わりにしてほしい。選手を獲得するだけでなく、人間性も見極めるべきだ」と厳しく指摘。
特にコロ・ムアニの獲得に5000万ユーロを投じる可能性については、「そんな金額を費やすのは理解できない。シーズン20ゴールを保証できるセンターフォワードを獲得すべきだった」と批判した。
また、「サッスオーロやジェノアに敗れるチームが、ユベントスにふさわしいとは思えない」と、チームの競争力にも疑問を投げかけた。
株主のモッソは、プレー面でのアイデンティティー不足を問題視。「リーグ上位4チームは、どこも我々よりはるかに良いサッカーをしている」と語った。ヨーロッパリーグでの結果が、クラブにとって重要な命綱になる可能性も指摘されている。
さらに、ユベントスの象徴であるアレッサンドロ・デル・ピエロが、なぜクラブ運営に関与していないのかという疑問も挙がった。
テザーとの関係、育成組織への投資も議論に
株主総会では財務面や、主要株主テザーとの関係についても質問が出た。
フェッレーロ会長は「テザーは当社の第2位の株主であり、クラブの活動を注視している。現時点で共同の取り組みはないが、重要な株主であることに変わりはない」と説明した。
また、チェラート氏はスポーツ部門とコーポレート部門の双方で大幅なコスト削減を進めてきたと強調した。
カルネヴァーリは育成組織についても説明。現在、ユベントス・アカデミーはピエモンテ州に14拠点、それ以外のイタリア国内に6拠点の計20拠点を展開しており、アマチュアクラブとの新たなパートナーシップを模索しているという。
株主のバーヴァは「傭兵のような選手を獲得するのはもう終わりだ。今こそ育成組織を本気で信じる時だ」と訴えた。
そのほか、資本利得に関する手続きの終了を受けたクラブの対応や、ユベントス対アタランタ戦でのマッツォーラを巡る問題なども議論された。
株主たちの要求は明確だ。ピッチ内外で、誰もがユベントスだと分かるクラブを取り戻すことである。
管理人のひと言
株主の不満は、単に成績が悪いという話ではなく、ユベントスらしさが失われていることへの危機感なのだと思います。補強方針や審判への対応、育成組織の活用など、課題は山積みです。カルネヴァーリCEOには、言葉だけでなく結果と行動でクラブを変えてほしいですね。



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