キヴが指摘する「ハングリー精神」の不足
『ガゼッタ』は、問題の本質が戦術や技術よりも、精神面にある可能性を指摘している。
昨季から基本システムも主力選手も大きく変わっていない。それにもかかわらず、守備の安定感が失われているのはなぜなのか。
キヴ自身もダービー前には、より泥臭く、攻撃的に守るチームを求めていた。
ダービー後には、現在の問題を「ハングリー精神」の不足と表現している。
「3日おきに試合をこなし、勝利を重ねた後も常に同じ飢えを持ち続けるのは簡単ではありません。しかし、私たちは決意と激しさを取り戻さなければなりません。
過去の成功に満足し、自分たちの姿に酔ってしまうことがあります。当たり前だと思っていることに対しても、もう一度ハングリー精神と激しさを持たなければなりません。集中力と安定感を取り戻す必要があります」
アチェルビとデ・フライの退団も影響
守備陣の問題には、選手層の変化も関係している。
インテルは昨夏、フランチェスコ・アチェルビとステファン・デ・フライが契約満了で退団。昨季まで守備陣を支えていた2人の穴を埋められていない。
アチェルビは公式戦26試合、デ・フライは17試合に出場しており、その存在感は決して小さくなかった。
一方、現在の控え組は負傷に悩まされている。ストーンズとパヴァールは長期離脱が続き、負傷前から出場機会も限られていた。2人の今季出場時間は合計397分にとどまっている。
さらに、スイス代表としてワールドカップを戦い、疲労を抱えて戻ってきたアカンジも期待を下回るパフォーマンスに終始しているという。
負傷者の続出、選手層の薄さ、主力の不調、そして精神面の問題。複数の要因が重なり、インテルはかつての強固な守備を失いつつある。
『ガゼッタ』は最後に、こう結論づけた。
「負傷者、限られた選手層、乏しい選択肢、そして何度も後手に回ってしまうチームの精神的な問題。かつての強固な守備を再構築するには、今までとは違う何かが必要だ」
管理人のひと言
攻撃陣が31ゴールを挙げている一方で、守備がこれほど不安定なのは気になりますね。特に主力3バックで1試合平均2失点という数字は衝撃的です。アチェルビとデ・フライの退団による影響も、想像以上に大きいのかもしれません。キヴが言うハングリー精神の問題も含め、インテルは守備の立て直しを急ぐ必要がありそうです。



コメント