アッレグリとデ・ブライネに再び衝突!ナポリ惨敗で露呈した戦術の溝

ナポリ

デ・ブライネとの意見の食い違いが再燃

ナポリはチャンピオンズリーグ開幕から2連敗。初戦ではアーセナルにホームで0-1と敗れ、ビジャレアル戦でも1-3と屈した。アッレグリ監督は巻き返しへの意欲を示しながらも、チームの現状に危機感をにじませた。

「まだ突破の可能性はある。必要な勝ち点を獲得するため、腰を据えて取り組まなければならない。試合に負けることはあるが、今夜のような負け方をしてはいけない。忍耐力が足りず、ボールを保持できなかった」

また、試合のハーフタイムには、アッレグリ監督とデ・ブライネが激しく言葉を交わす場面も見られた。

その理由について指揮官は、ポジション変更をめぐる意思疎通の問題だったと説明している。

「ある時点で、彼に少し下がるよう指示し、マクトミネイをより前方に押し上げようとした。デ・ブライネのほうが技術に優れ、マクトミネイは攻撃面でより力を発揮できるからだ。しかし、互いの意図を理解できなかった」

この発言は、フロジノーネ戦後のやり取りを思い起こさせるものだ。

アッレグリ監督は以前から、デ・ブライネを低い位置でゲームを組み立てるプレーメーカーとして起用する考えを示している。一方、ベルギー代表の司令塔は、その役割を必ずしも好んでいない。

両者の戦術的な考え方の違いが、再び表面化した格好だ。

守備の再構築がナポリ再建の鍵に

アッレグリ監督は、中盤の守備が改善されなければ、チーム全体が苦境に陥ると強調した。

「中盤でしっかり守備ができれば、攻撃面でも自然と有利になる」

「今季は攻撃の形を何度も作れているが、相手にシュートを打たれすぎている。攻守のバランスを見つけなければならない」

「守備の安定とは、ペナルティーエリアの前に全員が引いて守ることではない。陣形が間延びし、選手たちが常に走り回らなければならない状況を避けることだ」

さらに、攻撃時に決定機を生かせなければ、相手との1対1を強いられ、守備に戻る負担も増えると指摘した。

ナポリは攻撃力を備えながらも、守備の不安定さと中盤の連係不足に苦しんでいる。デ・ブライネの起用法を含め、アッレグリ監督がチームのバランスをどう立て直すかが、今後の重要な課題となりそうだ。

管理人のひと言

デ・ブライネほどの選手を生かすには、本人の特長を最大限に引き出す配置が必要だと思います。ただ、アッレグリ監督が求める守備のバランスも無視できません。戦術的な役割をめぐる溝を埋められなければ、ナポリの苦境は長引きそうです。

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