【Football Italia】セリエA全クラブの夏の補強を採点

その他注目

インテルとユベントスも高評価

ジェノア:5.5点

残留を果たしたダニエレ・デ・ロッシ監督には、もう少し報われる補強があってもよかった。ジブリル・ソウら興味深い選手を加えたが、ブルック・ノートン=カフィーやジェフ・エカトールらの退団を補うには物足りない。ただし、ステファン・エル・シャーラウィの復帰は評価できる。

インテル:7.5点

マルコ・パレストラを獲得できなかったものの、代わりにジェド・スペンス、カーティス・ジョーンズ、ジョン・ストーンズというイングランド勢を加えた。すでにイタリア最高クラスの選手を揃えているインテルにとって、クリスティアン・キヴ監督が使える戦力の厚みを増やしたことは大きい。欧州でさらに競争力を高められるかは今後の課題だが、セリエAを戦う戦力としては十分だ。

ユベントス:7点

獲得候補として名前が挙がる選手と、実際に加入する選手が異なることの多いユベントスだが、今夏は前向きな移籍市場となった。特に興味深い補強の一つがケリム・アラジェベゴビッチ。ゴールキーパーにはヴィカーリオという計算できる戦力を加え、守備ではジョン・ルクミが強化につながると評価されている。

さらに、ウォルテマーデはジョナサン・デイビッド以上の結果を残す可能性がある。復帰したニコラス・ゴンサレスが、今度こそ本領を発揮するかにも期待がかかる。

ミランは6.5点、ローマが最高評価

ラツィオ:6.5点

限られた予算とファンの混乱を抱えながらも、ラツィオはまずまずの仕事をした。ダビデ・フラッテージはようやく継続的に出場する機会を得て、すでに存在感を発揮。アルベルト・グドムンドソンの獲得も賢い補強と評価されている。マリオ・ヒラをミランへ放出した影響は大きいが、リノ・ガットゥーゾ監督就任で懸念されたような崩壊は今のところ起きていない。

レッチェ:4点

エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督にとって、今季の残留争いは昨季以上に厳しいものになりそうだ。イバン・イリッチが実力を発揮し、新戦力の一部が予想以上の活躍を見せれば残留の可能性はあるが、セリエB降格を回避するのは容易ではない。

ミラン:6.5点

新監督ルベン・アモリムのために、決して小さくない費用を投じてチームを再構築した。問題を抱えながらも才能豊かなラファエル・レアオが退団し、攻撃の中心として同じポルトガル人のゴンサロ・ラモスを獲得。守備ではマリオ・ヒラが支えとなり、さらにオマリ・ハッチンソンも加わった。

ディエゴ・モレイラがうまくフィットすれば、大きく伸びる可能性もある。ただし、新戦力がどのように噛み合うのかにはまだ疑問が残る。

モンツァ:5.5点

イバン・ユリッチ監督が残留争いを戦えるよう、できる限りの補強を行った。シリル・エンゴンジュは過去にセリエAで結果を残しており、ミカエル・フォロルンショも実績十分。若手のエディ・コウアディオも興味深い存在だ。突出した戦力ではないが、まずまずの陣容が整った。

ナポリ:4.5点

マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、十分な補強がないままナポリを競争力のあるチームに保つという難題に直面する。ベノワ・バディアシルはかつての評価を取り戻すことを目指し、コスタンティノ・ファヴァスリも大きな可能性を秘めている。

しかし、欧州大会とセリエAを並行して戦うクラブとしては戦力不足。スコット・マクトミネイが手術を受けることになったことで、さらに厳しい状況となった。

パルマ:4.5点

昨季より弱くなった印象が強い。鈴木彩艶、アレッサンドロ・チルカーティ、マテオ・ペッレグリーノというチームの中心を失ったからだ。エル・ビラル・トゥーレらの獲得はギャンブル性が高く、カルロス・クエスタ監督には難しい仕事が待っている。

ローマ:8.5点

今夏の移籍市場で最高評価を獲得したのがローマだ。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が以前から評価していたマルテン・デ・ローンを加える前から、すでに市場の勝者と評価されていた。

主力をほぼ全員残したうえで、サンティアゴ・カストロを加えてドニエル・マレンの代替候補を確保。さらに、将来性抜群のロドリゴ・モラ、実力派右サイドバックのナウエル・モリーナも獲得した。今季のローマにタイトルへの夢を抱かせるだけの補強となっている。

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