ラビオら7人が複数ポジションへ!アモリムがミランで描く3-4-2-1の新構想

ミラン

チュクウェゼは右WBと攻撃的MFを使い分け

サムエル・チュクウェゼについては、ここ数週間で新監督の下での役割が大きな議論となっている。

アモリムはチュクウェゼをウイングバックに転向させることを検討しており、すでに実戦でも試している。

アモリムはスポルティング時代やマンチェスター・ユナイテッド時代にも、クエンダ、カタモ、アマド・ディアロらをウイングバックとして機能させてきた。

セルティック戦では良い兆候を見せたものの、インテル戦ではディマルコのゴールにつながるミスを犯し、チェルシー戦でも、この役割への完全な適応が簡単ではないことを示した。

そのため、チュクウェゼは右サイドの左利きの攻撃的MFとして起用し、中央へ切り込んでチャンスを作らせる方が適している試合もあるだろう。

一方、ゴールが必要な状況や試合を追いかける展開では、ウイングバックとして起用することで攻撃力やクロスの質を高めることもできる。

サレマエケルスは最も万能な存在

アレクシス・サレマエケルスは、この7人の中でも特に複数ポジションへの適性が高い選手だ。

運動量、技術力に加え、両足を自然に使えるため、アモリムの3-4-2-1では右と左の両方のウイングバックを務めることができる。

昨季アッレグリ監督の下でも攻守両面で対応力を示しており、今季は出場時間を適切に管理することができれば、大きな戦力になる。

さらに、元ボローニャ、ローマのレンタル選手は、2列目の攻撃的MFとしても起用可能だ。

サレマエケルスは広大なスペースを走るよりも、狭いエリアでのプレーを得意としている。そのため、負傷者が出た場合やローテーションが必要になった場合には、2列目のポジションでも力を発揮する可能性がある。

ンクンクは両サイドとFWまで対応

攻撃的MFではクリストファー・ンクンクにも新たな役割が期待されている。

これまでウイング、ストライカー、セカンドストライカー、攻撃的MFなどを経験しており、ライプツィヒ時代の輝きを取り戻すことが求められている。

現状では左の攻撃的MFのポジションをクリスティアン・プリシックと争う形になりそうだ。

ただし、アモリムが両者を同時起用する場合、ンクンクを右へ移すことも可能。試合中にプリシックとポジションを入れ替えることもできる。

さらに緊急時には最前線で起用する選択肢もある。

ゴンサロ・ラモスやフランチェスコ・カマルダとは異なるタイプだが、昨季も前線でプレーしており、最終ラインの裏を狙う動きは相手守備陣を動かし、スペースを生み出す武器になり得る。

デ・ウィンテルは3バックの複数ポジションに対応

最後は現在のCB陣の中でも、最も読みにくい存在であるコニ・デ・ウィンテルだ。

ミラン加入当初は苦戦したものの、マッテオ・ガッビアとストラヒニャ・パブロビッチが負傷した際には、代役として素晴らしいパフォーマンスを披露した。

一方、シーズン終盤にはチーム全体と同様に苦しんだ。

2026-27シーズンを迎えるにあたり、デ・ウィンテルはアモリムがCBに求める条件を多く満たしている。

ビルドアップ能力に優れ、圧倒的なスピードはないものの高い最終ラインにも対応でき、空中戦にも強さを持つ。

現時点では3バック中央のポジションにおいて、ガッビアよりも適性面で一歩リードしているとみられる。

さらに、右CBとしても起用される可能性があり、負傷者や出場停止の状況次第では左CBを務めることも考えられる。

自信を持ってプレーできれば、さまざまな能力を高いレベルで発揮できるDFだけに、デ・ウィンテルには多くのチャンスが巡ってきそうだ。

管理人のひと言

アモリムの3-4-2-1は役割が明確だからこそ、複数ポジションをこなせる選手がいると一気に戦い方の幅が広がります。特にラビオの攻撃的MF起用とサレマエケルスの万能性は、今季のミランを左右するポイントになりそうです。

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