【Goal Italia】インテル対コモ 採点

インテル

Goal Italia

インテル、チャルハノールのドッピエッタとスチッチ弾で決勝へ コモは終盤に力尽きる

インテルはチャルハノールのドッピエッタとスチッチのゴールにより大会決勝進出を決めた。コモはバトゥリナとダ・クーニャの得点で長時間リードを保ったが、あと一歩で逃げ切りに失敗。決勝ではラツィオ対アタランタの勝者と対戦する。

ナポリやミランの結果次第ではスクデット獲得も視野に入る重要な週において、クリスティアン・キヴのインテルは“パッツァ”の本領を発揮。コモ相手に粘り強さと同時に脆さも露呈しつつ、サン・シーロでの一戦を制した。一方のコモは敗退ながらも大きな拍手を受けてピッチを後にした。

最初のチャンスはインテル。6分、ジエリンスキが左サイドを突破して深くえぐり、中央のボニーへ折り返すもシュートは枠外。対するコモは8分、右からの攻撃が左に展開され、バトゥリナがシュート。マルティネスが好セーブでコーナーに逃れる。続くCKではケンプフのヘディングがクロスバーを直撃した。

試合が動いたのは32分。ファン・デル・ブレンプトの個人技からのクロスを受けたバトゥリナが巧みにマークを外し、そのままゴールへ流し込んで0-1と先制する。

インテルも37分に反撃。左CKからテュラムがヘディングで合わせるが、ペッローネがゴールライン上でクリア。前半終了間際にはダ・クーニャのシュートをマルティネスが弾き出し、前半はコモが1点リードで折り返した。

後半開始早々、コモが追加点。アチェルビのビルドアップのミスを突き、ニコ・パスの縦パスを受けたダ・クーニャがエリア内に侵入。左足でゴール隅に流し込み0-2とした。

劣勢のインテルに対し、コモは落ち着いて試合をコントロール。だが69分、チャルハノールがペナルティエリア手前からダイレクトで右足を振り抜き、強烈なシュートを隅に突き刺して1点差に詰め寄る。直後にはディアオが抜け出す決定機を迎えるも、マルティネスが驚異的なセーブで立ちはだかった。

終盤に試合は大きく動く。86分、スチッチのクロスにフリーで合わせたチャルハノールがヘディングで同点弾。さらに終了間際、途中出場のスチッチが一瞬の隙を突いてボールを収め、そのまま振り抜いて決勝点。劇的な逆転でインテルが決勝進出を決めた。ダブル獲得の可能性が現実味を帯びている。

【採点は次ページへ】

採点

インテル

チャルハノール(7)は2得点にとどまらず、ゲーム全体を動かす存在感を示した。スチッチ(7)も途中出場から流れを変え、決定的な仕事を果たした。

一方で、昨季の守備の要だったアチェルビ(5)はこの試合で苦戦。守備・ビルドアップともに不安定さを露呈した。ルイス・エンリケ(5)もチャンスを生かせず、低調なパフォーマンスに終わった。

全選手

J・マルティネス 6.5;アカンジ 6、アチェルビ 5(74分 ビセック 6)、カルロス・アウグスト 5.5;ルイス・エンリケ 5(84分 ドゥンフリース 6)、バレッラ 5.5、チャルハノール 7、ジエリンスキ 6(60分 スチッチ 7)、ディマルコ 5.5(60分 ディウフ 6);テュラム 5.5、ボニー 6(74分 エスポジト 出場時間短く採点なし)

 

コモ

ダ・クーニャ(7)は大一番でもクオリティを発揮し、トップクラブ級の実力を証明。ニコ・パス(7)も創造性と技術で違いを見せた。一方、決定機を逃したディアオ(5)は試合を決めきれなかった。

全選手

ビュテ 6;ラモン 6、ディエゴ・カルロス 6(90分 モラタ 出場時間短く採点なし)、ケンプフ 6;ファン・デル・ブレンプト 6(80分 スモルチッチ 5.5)、ペッローネ 6.5、ダ・クーニャ 7(70分 カクレ 出場時間短く採点なし)、ヴァッレ 6;ニコ・パス 7、バトゥリナ 7(80分 ロドリゲス 出場時間短く採点なし);ドゥヴィカス 6.5(70分 ディアオ 5) 監督 ファブレガス

 

管理人のひと言

この試合はインテルの“強さ”ではなく“危うさと爆発力の同居”を証明した一戦です。守備の不安定さを放置すれば決勝で足元をすくわれる可能性が高く、逆にこの攻撃のスイッチが入ればタイトルは一気に引き寄せるでしょう。

コメント