「迷信か本能か」アッレグリが試合中に早退するワケ

ミラン

こうした早退の理由に明確な答えはない。感情のコントロールも要因の一つだ。3年前のインテル戦ではイエローカードを抱え、退場を避けるために先に去ったと説明している。また、無意識のうちにチームに幸運を呼び込んでいる可能性も指摘される。アッレグリは毎年のタイトル獲得やトップ4確保に必要なポイントを頭の中で管理するなど、独自の信念を持っている。

試合後、相手監督と握手を交わさないことも珍しくない。3年前のナポリ戦5-1敗戦時にはスパレッティが腕を伸ばして追いかける場面もあった。世界的に見ても試合後すぐにロッカールームに直行する監督は少なくないが、アッレグリの行動は特異なケースと言える。

カリアリ時代のアッレグリは無邪気で冷静、皮肉も交えた若手だった。ミラン初期で勝者としてのレッテルを得てからは、ユベントス時代にその評価が定着した。運に頼ることは少ないが、誰より先にロッカールームへ向かうことには強い信念がある。迷信であれ本能であれ、その習慣は彼にとって揺るがないものだ。

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