ディ・ロレンツォはまだ精密検査を受けていないが、メディカルスタッフの初期見解は極めて悲観的だという。
「感触としては、膝に深刻な損傷があり、十字靭帯だろう。彼が我々にとってどれだけ重要か、皆分かっているはずだ。私は文句を言っていると言われるが、この数えきれない負傷者を前に、我々はむしろ耐えている。しかも2~4週間の筋肉系ではなく、重傷ばかりだ」
過密日程についても矛先を向けた。拡大されたチャンピオンズリーグ、スーペルコッパなどの大会増加が根本原因だと指摘する。
「クラブは自分の尻尾を追いかける犬のようだ。大会に出れば収益は増えるが、その分選手を増やさなければならず、人件費も上がる。これを理解しなければ、フットボールは悪い方向へ進む。これはナポリだけの話ではない。選手を守るために言っている。だが誰も選手を守らず、クラブやリーグ、UEFAの側に立つ。元選手として本当に残念だ」
ナポリはすでにバンヤ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ、ダビド・ネレス、マッテオ・ポリターノ、アミル・ラフマニ、アンドレ・フランク・ザンボ・アンギサ、ケビン・デ・ブライネ、ビリー・ギルモアを欠く苦境にある。
ディ・ロレンツォ負傷時、センターバックのサム・ベウケマではなくマティアス・オリベラを投入した理由について問われると、コンテは簡潔に答えた。
「現時点ではオリベラの方が私にとって信頼できる。それだけだ」
さらに皮肉を交えながら、クラブの置かれた状況を語る。
「今日このスカッドでシーズンが始まったとしたら、ナポリはどの順位を争っていると思う?現実的に考えてほしい。コッパ・イタリアもあり、欧州カップ出場権も狙っているが、他クラブは補強を進めている一方で、我々は補強禁止だ。本当に素晴らしい話だ」
「我々は240億円規模の黒字を出している唯一のクラブなのに、補強を禁じられている」
最後は怒りを隠さずインタビューを締めくくった。
「正直、ディ・ロレンツォの件で本当に腹が立っている。これ以上話すと問題になるから、この辺で終わりにする」



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