守備はワイド、攻撃は中央へ
ボール非保持時、マッケニーはコンセイソンの背後でワイドに位置し、相手サイドで最も高い位置を取る選手をケアする役割を担う。ボローニャ戦ではカンビアーギ、直近の試合ではウェズレイがその対象だった。
一方、ユベントスがボールを持つと、マッケニーは中央へ絞り、主軸FWの背後で追加のアタッカーとして振る舞う。鋭い立ち位置を取り、攻撃に厚みを加える存在へと変貌する。
トゥドール時代の課題を解消
この配置転換は、さらなる利点も生み出している。
「この仕組みによって、コンセイソンやジェグロバがタッチラインに張り、1対1の強みを最大限に生かせる。背後では常にカルルがカバーに入る。スパレッティは、トゥドール時代の戦術的課題の一つを解決した」
ストラマッチョーニはそう続ける。トゥドールがカルルを右ウイングバックとして起用していたのに対し、スパレッティは3-4-2-1の基本形を継続しながらも、独自のアイデアを次々と加えているという。
マッケニーを軸に据えたこの戦術的工夫は、ユベントス復調の象徴となりつつある。スパレッティの手腕が、チームを新たな段階へと導いている。



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