ブレーメル復活の61分――堅牢さ、空中戦、技術精度で示した“不動の壁”

ユーベ

数字は、その完全復活を雄弁に物語る。約1時間の出場で、守備アクションは計10回。ディバラらローマの攻撃を次々と封じ込めた。とりわけ目を引くのは5度のクリーンな守備的クローズで、いずれも決定機の芽を摘む重要な対応だった。身体を張ったシュートブロックも2回。献身性は健在だ。ポジショニングの冴えも光り、1インターセプトと1回のタックル成功で、相手のビルドアップを初動で断ち切った。

対人でも支配的だった。空中戦は3回中2回を制し、自陣ボックスの“空”を掌握。地上戦でも4回中2回で優位に立った。破壊だけでは終わらないのが、この日のブレーメルだ。タッチ数43、パス成功率84%。ローマのプレスをかわすための、落ち着いたビルドアップの起点としても機能した。

背番号3の復帰は、クラブと周囲にとってこれ以上ない朗報だ。ユベントスはシーズン後半戦に向け、鉄筋コンクリートの基礎を取り戻した。ブレーメルは、再び守備の“基準点”として、チームを前へ押し出している。

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