バルテサーギの輝きの裏で露呈 ロッソネリ攻撃陣の限界

ミラン

オリヴィエ・ジルーのような「本物のストライカー」が不在であることも痛い。アッレグリは上位争いを続けながら、確立された攻撃の形を持てないまま、毎試合のように即興的な解決策を強いられている。

本来、先発の攻撃コンビとなるはずのプリシッチとレオンは、ここまで一緒にプレーした時間がわずか135分。エンクンクは年末を迎え、ようやく小さな改善の兆しを見せ始めたが、リーグ戦ではいまだ無得点だ。

さらに、足首の負傷という“謎”を抱えるヒメネスも、セリエAでゴールがない。アッレグリ自身も記者会見で「クラブは移籍市場を注意深く見ている」と語っており、前線補強を歓迎しているのは想像に難くない。

ここ数日で名前が挙がっているのは、ヨシュア・ザークツィとニクラス・フュルクルク。タイプは大きく異なるが、いずれも指揮官に新たな選択肢をもたらす存在だ。

最終的な目的は、代役不在ゆえにロフタス=チークを再び前線サポート役として起用せざるを得ない状況を避けることにある。バルテサーギのような“魔法”は歓迎すべきだが、引き分けに持ち込むための必須条件になってしまっては、本末転倒と言えるだろう。

コメント