「ベンチの差」が露呈 ミラン、サッスオーロ戦ドローで層の薄さが浮き彫りに

ミラン

プリシッチは本来なら3-1とするゴールを決めていたが、ロフタス=チークのファウルがあったとして取り消しに。アッレグリは、サッスオーロのベンチを見ながら、健全な羨望を抱いていたかもしれない。相手は一時、前線3枚を丸ごと入れ替えることが可能だったからだ。

その中の一人、ロリアンテは2-2の同点弾を奪い、さらにポスト直撃のシュートで勝ち越し寸前まで迫った。ミランの攻撃は、来季チャンピオンズリーグ出場という目標と要求水準に、再び届かなかった。

後半、エンクンクがバルテサーギの2点目をアシストしたものの、いまだリーグ戦無得点。ヒメネスも同様で、足首の負傷からいつ、どの程度の状態で戻れるのかは不透明だ。メキシコ代表FWが今後もピッチよりスタンドにいる時間が長ければ、1月の移籍市場までに大きなインパクトを残す可能性は低いと指摘されている。

ターレはエンクンクを高く評価しており、実績も申し分ない。ただし今は、履歴書ではなくピッチ上でのゴールが求められる段階だ。夏の投資と信頼に応える時が来ている。

アッレグリは引き続き、手持ちの戦力でやり繰りするしかない状況にある。トリノ戦でのラビオ、サッスオーロ戦でのバルテサーギと、得点源は中盤や最終ラインに依存。補強はもはや「必要」ではなく、「不可欠」なものとなっている。

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