誤審寸前の攻防 ミラン戦PK取り消しの舞台裏をOpen VARが公開

ミラン

主審コッルはモニターへ向かう途中、ミランベンチの抗議に「そういうのはコントロールできない。皆、下がって」と対応。さらにアッレグリ監督の抗議にはレッドカードを提示した。

一方、VARは引き続き「シュートを肘でブロックしている」と報告を続ける。混乱が続く中、コッルは選手たちを下がらせながらチェックを再開。VARが映像を提示すると、主審は「肘で防いでいるように見えるが、その前にマルシッチのホールディングがある」と指摘した。

VARが「全体の流れを見せる」と返し、映像ではマルシッチがパヴロヴィッチのシャツを引く場面が確認された。主審は「ディフェンス側のファウルを取る」と最終判断し、PKは取り消された。

最終的にVARは「決定はあなた次第だ」と伝え、主審は「ハンドはあるが、その前にファウルがある」と説明することで判定を覆した。

現場の緊迫した空気と混線気味のコミュニケーションがそのまま公開された今回のOpen VAR。誤審寸前だった一連のシーンは、今後の審判団の運用に向けても議論を呼びそうだ。

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