クレーシェ招へい消滅 ミランの交渉手法に批判噴出

ミラン

Football Italia

ミランが狙った敏腕SDの招へいが頓挫

ミランがスポーツ部門のトップ候補として招へいを目指していたマルクス・クレーシェだが、その計画は実現しないことが明らかになった。

現在アイントラハト・フランクフルトでスポーツディレクターを務めるクレーシェは、ミランの「フットボール部門責任者」就任候補として取り沙汰されていたものの、最終的にドイツ残留を決断したという。

年俸1000万ユーロ&総額7億ユーロ計画も届かず

ドイツ紙『BILD』によると、ミランはクレーシェに対し4年契約で総額4000万ユーロ、年間1000万ユーロの手取り年俸を提示していた。

この金額は、ラファエル・レオンやメニャンら現在のミラン主力選手を上回る破格の条件だったとされる。

さらにミランは、今後4年間で総額7億ユーロ規模の予算を用意し、選手補強だけでなく監督やクラブ全体のスポーツ部門改革を一任する構想まで示していたという。

移籍金1000万ユーロも障壁に

クレーシェの契約には700万ユーロの解除条項が存在していたとされるが、その条項は冬の移籍市場限定だった。

そのためミランはアイントラハトとの直接交渉を余儀なくされ、クラブ側は契約解除の対価として1000万ユーロを要求していたと報じられている。

ただ、最終的に金銭面は決定打にならなかったようだ。

クラブへの忠誠心が残留決断を後押し

『BILD』によれば、クレーシェは移籍市場開幕直後のタイミングでクラブを去ることを望まなかったという。

また、自身の下で働く約600人のスタッフを失望させたくないという思いもあり、アイントラハト残留を決断したと伝えられている。

クラブから受けてきた信頼や待遇に報いる意味でも、今夏の退団は適切ではないと判断したようだ。

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