旧サン・シーロの解体にも1億1500万ユーロ
新スタジアムの完成後には、検査費用として600万ユーロが必要になる。
その後、現在のサン・シーロを解体する作業に着手する予定で、この費用は1億1500万ユーロと見積もられている。解体には約2年を要し、青とオレンジのスタンドの一部だけが残される計画だ。
さらに、残された施設の再整備や商業エリアの建設に3億7100万ユーロを投じる見込みとなっている。
両クラブは、スタジアム本体だけでなく周辺エリアの再開発も含め、2036年までにすべての工事を完了させる方針だ。
資金調達は銀行融資と自己資本を組み合わせる
では、総額23億ユーロという巨額のプロジェクトを、どのようにして実現するのか。
両クラブは、自己資本と銀行借入を組み合わせて資金を調達すると説明。建設期間中の銀行融資や長期債券などを活用し、スタジアムから得られる収益を返済原資とする計画だ。
ゴールドマン・サックス、JPモルガン、バンク・オブ・アメリカなど、世界的な金融機関が資金提供に関心を示しているという。
実際、両クラブは昨年11月、スタジアムと周辺用地の取得、新スタジアム建設に向けた準備作業のため、複数の金融機関から総額3億5400万ユーロの融資を確保した。
融資は3つに分かれており、スタジアムと周辺用地の取得に充てる1億2400万ユーロの融資枠、2億500万ユーロの融資枠、さらに2500万ユーロのリボルビング融資枠で構成されている。
23億ユーロという巨額の投資を伴う新サン・シーロ計画。ミランとインテルにとって、競技面だけでなく、クラブ経営や収益力を大きく変える可能性を秘めた一大プロジェクトとなる。
管理人のひと言
総額23億ユーロという金額には驚かされますね。新スタジアムの建設だけでなく、旧サン・シーロの解体や周辺エリアの再開発まで含めた壮大な計画です。スタジアム収入が増えれば、ミランとインテルの補強資金にも好影響が期待できます。2036年の全面完成まで、両クラブがどのように資金を確保していくのかも重要になりそうです。



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