2023年のユベントス問題との共通点
一方、2023年にユベントスが直面した問題は、移籍取引などをめぐる会計処理が中心だった。
2019〜2021年の移籍取引をめぐり、ユベントスは選手の移籍によるキャピタルゲインを約6000万ユーロ水増ししたとされ、当初は勝ち点15を剥奪された。その後、控訴によって10ポイントに軽減された。
さらに複数選手との契約について、スポンサー契約を装った形で実際の給与を補填していたとの指摘も受けた。公式上の人件費を低く見せ、財務基準を満たしているように見せる仕組みだったとされる。
シティは独自のネットワークを構築
今回のシティ問題にも、こうした財務面での共通点がある。
プレミアリーグの独立委員会は、シティがスポンサー企業との「実態を反映しない契約」を利用し、収入を水増しするとともにコストを減少させたと認定。関連する仕組みによって、対象期間中に収益を増やし、費用を減らした額は9億ポンドを超えるとされた。
また、ロベルト・マンチーニ元監督の契約をめぐる問題も記事では取り上げられており、公式給与とは別のコンサルティング報酬が支払われていたと指摘している。
ユベントスの2023年問題では他クラブとの移籍取引が絡んだのに対し、今回のシティは同一オーナーに遡る複数企業を利用した独自の資金ネットワークが問題となっている点も大きな違いだ。
処分はこれから決定へ
プレミアリーグは今回の認定を「リーグ史上最も重大なもの」と位置付けている。今後、独立委員会による別の審理で処分が決定される予定であり、現在の時点で降格やタイトル剥奪が決まったわけではない。
管理人のひと言
カルチョポリと比較されがちですが、内容を見ると2023年のユベントス問題との違いや共通点を整理したほうが分かりやすいですね。シティへの最終処分がどうなるのか、今後の動きから目が離せません。



コメント