テュラムはマヌエル・ロカテッリらとともに中盤で奮闘。だが、2-0で迎えた77分、最大の見せ場が訪れる。
ガラタサライGKウグルジャン・チャクルと1対1の局面を迎えたテュラムは、冷静にコースを狙うのではなく、ループシュートを選択。しかしボールは無情にもクロスバーの上を越えた。
これがこの日の最後のプレーとなり、ルチアーノ・スパレッティ監督は直後にバシリイェ・アジッチを投入。テュラムはピッチを後にした。
ベンチに座った24歳は感情を抑えきれず涙。チームメートが励ましの声をかけたが、落胆は隠せなかったという。
その後、ウェストン・マッケニーのヘディング弾で一時は望みをつないだものの、残された時間はわずかだった。
もっとも、この反応はテュラムの責任感の強さを物語る。父リリアン・テュラムも2001年から2006年までユベントスでプレーした“二世”の存在。黒と白のユニフォームに懸ける思いは人一倍だ。
悔し涙の夜。それでも、その情熱は確かにチームに刻まれた。



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