一方、物議を醸したカルルの退場場面については、判定に直接踏み込むことは避けつつも見解を示した。
「軽い接触だったと思う。しかし接触はあった。チャンピオンズリーグで似た状況があった際、私は選手たちに“審判に判断を委ねる状況を作るな”と伝えた。軽くても接触は接触だ。バストーニは全速力で走っていたし、感触を受けた。経験豊富な選手なら、ああいう場面では手を出すべきではない」
前半でバストーニを下げた理由については、「コンセイソンを警戒したためだ。結果的に相手も交代したので残してもよかったかもしれない」と説明した。
自身が現役時代に同様の場面に立たされたらどうするかとの問いには、「すでに警告を受けているなら、カウンター局面で相手に先に触られた状況で手は出さない」と強調した。
インテルは首位に立ちながらも直接対決で勝てない状況が続いていた。キヴ監督は「今夜が精神的、さらにはフィジカル面のブロックを打ち破る転機になることを願う」と語る一方で、「内容には満足していない。準備してきたプレーも自分たちのサッカーも十分に表現できなかった」と自己批判も忘れなかった。
「不安が感じられた。2年間ビッグマッチに勝てなかった重圧があった。2-1でリードした後も恐れが出たが、最後まで押し切れたことは大きい。ジエリンスキの素晴らしいゴールで勝てたことを喜びたい」
激しい判定論争の中でつかんだ勝利。インテルにとっては、心理的な壁を打ち破る重要な一戦となった。



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