ワールドクラスのGKが全盛期を託す価値があると判断したことは、他の契約交渉にも好影響を与える。もし質の落ちる代替案で妥協していれば、その余波は他選手の更新交渉にも及んでいたはずだ。
こうした事情について、プリシッチ側も一定の理解を示しているとみられる。それでもここ数カ月、具体的なオファーが提示されていないことに対し、わずかな懸念を抱いているとも報じられている。本人はこの期間中に新たな提案が届くことを期待していたという。
クラブは並行してフィカヨ・トモリの案件も進めており、バルテサーギの更新も時間の問題とされる。複数の重要契約を同時期に処理することを避けてきたのは、慎重さゆえの判断だ。
それでもミランの姿勢は明確だ。クラブは今後もプリシッチと歩み続ける意向を持っている。負傷の影響がありながらも、今季のパフォーマンスは極めて高水準。さらに、レッドバードによる資金再編でクラブ内におけるアメリカ色が一層強まっていることもあり、彼が今後も象徴的な存在であり続ける可能性は高い。
将来に関わる事柄に明確な説明を求めるのは当然のことだが、方針が変わったわけではない。単に適切なタイミングを見極めている段階であり、その時は近いとみられている。



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