ブレーメル帰還で動く戦術バランス 守備と中盤に広がるスパレッティの選択肢

ユーベ

だが、ブレーメル復帰の恩恵は最終ラインにとどまらない。むしろ最も興味深い影響を受けるのが、トゥーン・コープマイネルスだ。オランダ代表MFは守備陣の緊急事態を受け、スパレッティの判断で“ブレーメル代役”として最終ラインに組み込まれてきた。安定したパフォーマンスを見せた一方で、本来の攻撃性能は大きく制限されていた。

ブレーメルが再び守備を統率することで、コープマイネルスは本来の居場所である中盤へ戻ることができる。選択肢は多彩だ。2ボランチの組み立て役、3センターのインサイドハーフ、あるいはトップ下。後者は昨季(チアゴ・モッタ体制下)では輝きを放てなかったが、再挑戦の余地は残されている。

ユベントスは、トップレベルのCBを取り戻すと同時に、質の高い“新戦力”を中盤に加えた形となる。ブレーメルの復帰は、単なる戦力回復ではない。ビアンコネーリの今季を左右する、大きな転換点となる可能性を秘めている。

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