Foot Italia
ムサ・シラはドイツのブンデスリーガに加入したばかりだが、早くもドイツを去る可能性が浮上しているようだ。今夏、パウFCから250万ユーロで移籍してきたフランス出身のマリ人ストライカーであるシラは、現在シャルケ04でプレーしているが、インテルとユベントスの関心を引いていると報じられている。
『ビルト』紙によれば、両クラブのスカウトがゲルゼンキルヒェンのスタジアムで行われたシャルケ対ケルン戦(1-3でシャルケが敗北)を視察し、シラを注視していたという。
24歳のシラはシャルケでのスタートを順調に切り、最初の5試合で3ゴール1アシストを記録。そしてこのパフォーマンスにより、セリエAの2大クラブが彼の獲得に関心を寄せている。
シャルケのテクニカルディレクター、ベン・マンガは、シラが今後数ヶ月以内に移籍する可能性を否定していない。マンガは、「ムサを良い条件で売ることができると思う。誰かが去ればチームにとっては痛手だが、次の補強を考えるのも我々の仕事だ。この状況を脱するには時間がかかるだろう」とコメントしている。
現在、シャルケはドイツの2部リーグに所属しており、特に財政状況を考慮すると、シラの売却に前向きな姿勢を示している。クラブはASモナコの元選手であるシラを獲得することでブンデスリーガ復帰を目指す賭けに出たが、良いオファーがあれば手放す用意もあるようだ。
一方で、シラ本人はブンデスリーガ2部の得点王を狙っているとされており、移籍は夏まで待つ意向を示唆している。しかし、ユベントスやインテルから魅力的なオファーがあれば、新天地への移籍が早まる可能性もある。
コメント