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ユベントスはエンポリとのアウェー戦に向けて準備を進める中、ティアゴ・モッタ監督が驚くべき戦術的な一手を考えている模様だ。
コリエレ・デッロ・スポルトによると、モッタ監督は若手タレントのヴァシリイェ・アジッチをデビューさせることを検討しており、さらに彼を先発として起用する可能性もあると伝えている。
アジッチは今夏ユベントスに加入した18歳のモンテネグロ人選手で、プレシーズンのトレーニングですでに印象的なパフォーマンスを見せている。当初はNext Genチームでのプレーが予定されていたが、その急速な成長により、トップチームへの昇格が早まるかもしれない。
アジッチの先発起用の可能性が浮上している背景には、ユベントスが抱えるいくつかの課題がある。国際試合のため10人の選手が不在であることに加え、ティモシー・ウェア、フランシスコ・コンセイソン、ニコ・ゴンサレスといった主力選手が負傷していることもあり、モッタ監督は若手ミッドフィルダーを試すチャンスと見ている。また、次のチャンピオンズリーグの試合も考慮に入れられているようだ。
モッタ監督の指導哲学は、年齢や経験よりも実力を重視するもので、これまでにもサミュエル・ムバングラやニコロ・サヴォーナといった若手タレントを起用してきた。したがって、アジッチの先発起用は驚きではあるが、まったく予想外ではない。
アジッチをNext Genチームに送るのではなくトップチームに残すという決定は、クラブが彼の能力に自信を持っていることを示している。わずか数回のトレーニングで、彼はトップレベルのフットボールに対する準備が整っているとコーチングスタッフに確信させたという。
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